@article{oai:nishogakusha.repo.nii.ac.jp:00002046, author = {金子, 茂 and カネコ, シゲル and Kaneko, Shigeru}, journal = {国際政経}, month = {Nov}, note = {P(論文), 以上,シーズンスポーツ(1)の参加者の「事前調査」と「事後ガイダンス」時のアンケート調査を基に,集計結果を逐一みてきたが,その結果から次の知見を引き出すことができよう。1.事前調査から見た場合,「時期・参加人数」に関しては,おおむね支持を受けたといえる。ただし,参加者の男女バランスが取れているわけではなく,今後工夫をする必要があろう。「施設」にいては,「洗心寮」のように学校法人の山の家を利用することが最適であるが,諸般の理由で,第4回目から7回まで,女神湖畔の国民宿舎「蓼泉閣」になったが,おおむね指示されているといえよう。もともとリゾートホテルのような快適な所に宿泊するものではなく,出来るだけ質素な生活を通しての授業を行うことを旨としている。「健康状態や体力状態」に関しては,事前のガイダンスでも周知徹底が出来,登山やハイキングに対応できる参加者であったといえる。「食べ物の好き嫌い」に関しては,女子の方が,男子に比して好き嫌いの者が多く見られる傾向であったが,嫌いなものも食べて貰うということも集団協同生活を行うこの授業の方針であり,宿舎の献立に委ねることにした。結果的には,問題になるようなこともなかった。「疲労や」や「睡眠」については,男女の違いが若干見られたが,おおむね良好であったといえる。「便秘について」は,男子に比して,女子の方が便秘に悩む者が多いことが分かった。「スポーツ・運動の好き嫌い」では,必ずしも好きではないとする者もいたが,これという支障はなかった。「参加理由」では,1位が「面白そうだから」,2位が「教職の単位として必要だから」,3位が「自然に触れたいから」,4位が「登山・ハイキングが好きだから」,5位が「短期間の授業だから」となっている。2.事後ガイダンス時のアンケート調査から見た5段階評価では,「時期・参加人数・施設」(事前調査でも調べた項目であるが),施設に関しては若干の意見(最ときれいな所で,もう少し近代的な施設の所で等々)が見られたが,各項目ともおおむね支持を受けているといえる。「プログラム」1~8の項目については,朝の体操では4人に1人が消極的な回答を示している。この点は理解をさせ,全員参加させる指導強化が必要である。蓼科山・ハイキングは,楽しんでいただけたといえる。第4回目からのキャンプフイアも指示を受けたといえる。「食事」についても若干の意見も見られたが,おおむね支持を得られたといえる。「健康」についても,おおむね問題なく進捗できたといえる。「スタッフ(教員・ガイド)」との関係も,おおむね良好であった。「シーズンスポーツ(1)の成果」については,「人間関係の大切さや,人間的な触れ合い,新しい友人を作る,友人の新しい面を見つけ出した,共同生活の重要性を認識した,自然の大切さを認識できた,自然の厳しさ,偉大さを認識した,自然の美しさを知ることが出来た」など,高い評価を得ることができた。「シーズンスポーツ(1)の感想」では,「楽しかった」と「よい経験をした」項目などに高い評価を得ることができた。感想文なども2,3示したいところであるが,紙幅の関係で割愛させていただいた。以上,調査結果から得られた知見を眺めてきたが,今後のシーズンスポーツ(1)の実施するにあたり,貴重な基礎資料として活用していく所存である。}, pages = {1--29}, title = {アンケート調査から見た二松学舎大学Season Sports(1)について}, volume = {9}, year = {2003} }